11月22日 台北市内観光ツアー&ナイト九フン・ツアー

今日は朝から3時ごろまで市内観光のツアーで、その後はナイト九フンと夜市散策のツアーに参加します。




台北駅

シーザーパークホテル
ちょっと小雨が降っている中、朝7時半にホテルにバスが迎えに来てくれました。すでに他のホテルでピックアップしてもらったツアー客と一緒に台北市内の観光に向かいます。



先ずは三国志で有名な「関羽」が奉られている「行天宮」という寺院にやって来ました。建物は軒先が天に向かうように跳ね上がり朱色が華やかです。中では朝早くから多くの現地の人々がお参りしています。ガイドさんがお参りの仕方とかおみくじの引き方など色々説明してくれているのですが、小声でしか話せないのでよく聞き取れなかったです。神妙にお参りしている現地の人が多いので写真撮影も遠慮しました。

次は、お茶セミナーです。コの字型のテーブルにツアー客が座るとお茶の先生と呼ばれる年配の男性が出てきて台湾茶のことや入れ方などを説明してくれます。いくつかの種類のお茶を飲ませながら、軽妙な話術で参加者を楽しませてくれます。これに乗せられてはいけないと思いつつ、「皮下脂肪が落ちる」という一言でダメを押されて、帰る時にはちょっと高価なプーアル茶を買ってしまっていました。
とりあえず、食べたい(飲みたい)ものリストF台湾茶をゲット出来ました。

お茶セミナーの会場

テーブルにいくつかの種類の台湾茶が並べられています。


三種類ほどのお茶を飲ませてくれました


高山茶

プーアル茶
次は中正紀念堂です。「中正」とは中華民国初代総統の蒋介石のことで、彼が亡くなった翌年に哀悼の意を込めて建設が始まり5年後に一般公開されたそうです。


正面のゲート


国家音楽庁(音楽ホール)

蒋介石が奉られた本堂
本堂の中に入ると中央に蒋介石の座像があり、両側に衛兵が立っています。衛兵は陸海空の軍隊から選抜されたエリート兵士で、ピクリとも動かず、まばたきも許されていないそうです。1時間毎に行われる衛兵交代も見ものだそうですが、ここでは時間が合わないので別の場所での見学になります。本堂の中にはギャラリーや図書聴覚室、ショップ、カフェなどの施設もあるそうです。


衛兵はピクリともしません


蒋介石座像

まばたきもしません

広大なな敷地の中にはオペラハウスやコンサートホール、広場、庭園などがあり、市民の憩いの場になっています。この日は雨模様でしたが広場で大勢の人が何かのイベントの準備をしていました。掲示してあるポスターを見ると多くの人が並んで座り広場いっぱいの巨大な絵を描くというイベントみたいです。右下の写真は2012年に描かれたものです。毎回デザインが変わるみたいです。


コンサートホール


広大な敷地です

2012年のイベントの人絵
ランチの時間です。春梅子という中華レストランにやって来ました。小籠包や麻婆豆腐、野菜炒めなど次々と出てきましたが、お味はもう一つでした。食べたい(飲みたい)ものリスト@小籠包もありましたが、ここは、ゲット保留にしておきます。


昼食のレストラン

小籠包


野菜炒めみたいな料理

麻婆豆腐も出てきました


足つぼマッサージのお店


入り口に大きな足つぼの看板が出ています

食事の後は、滋和堂という足つぼマッサージが受けられるところにやって来ました。マッサージを受けない人は健康セミナーみたいなのを無料で聞けるみたいですが、私たちは足つぼマッサージの体験版みたいなコースを受けてみました。最初はかなり痛かったですが、それなりに気持ちよかったです。

次にやって来たのが国立故宮博物院です。ここは世界四大博物院の一つといわれ、その膨大なコレクションを全て鑑賞するには8年の歳月がかかると言われています。そんなところを1時間あまりで見学するのですから、ガイドさんが教えてくれた見どころだけを駆け足で見ることになります。人が多くて見どころの作品を探すだけでも一苦労ですが、興味深い多種多様な作品に時間を忘れそうになります。




見どころの一つ豚の角煮のような「肉形石」


有名な「翠玉白菜」は他の博覧会に
出張中でポスターの写真を撮りました

「象牙玉」一刀彫でどうやって内部まで
彫れたのか不明だそうです


次は忠烈祠の衛兵交代を見学です。ここは中華民国開国の際の辛亥革命や抗日戦争で亡くなった英霊が祀られているところで、その警護をしている衛兵が交代する様子を見ることができます。到着した時にはちょうど交代式が始まっていて、広い敷地の奥にある建物の衛兵二名の交代を行っているところでした。


奥の建物の衛兵の交代が終わりました

V字型に隊列を組んで入り口のゲートに向かいます


真正面から撮らしてもらいました





ゲートの手前で銃を回したりするパフォーマンスを
見せてくれます




入り口の衛兵の交代が終わりました

この後、金龍民芸品店というところで市内観光ツアーは解散になり、ここが夕方出発のいくつかのツアーの集合場所になっています。私たちもナイト九フンツアーに参加します。集合まで少し時間があるので街を少し歩いてみました。タ食べたい(飲みたい)ものリストGピオカミルクティーを売っている店があったので早速ゲットしました。タピオカパールという黒い粒のぶにゅっとした食感がちょっと不思議な感覚です。




タピオカミルクティー


台北市内は通勤にオートバイを使うひとが多いそうです

ナイト九フンツアーの集合時間です。出発してすぐに夕食会場でお鍋の夕食を取った後、バスで九フンに向かいます。1時間ぐらいかかって、かなり山の方へ上がっていき、九フンに到着した時には雨が降り出していました。ガイドさん曰く、九フンは雨が多い地域で私たちが特別に運が悪いわけでもないそうです。


夕食の鍋料理です



狭い階段は傘をさした観光客で混雑しています

ここは映画「千と千尋の神隠し」の舞台となったといわれています。山間の傾斜地にある小さな田舎街は雨と町全体灯された赤い提灯でレトロで幻想的な雰囲気を醸し出しています。



しばらく街の中を散策した後、茶芸店で台湾茶を頂くことにしました。喫茶店感覚で入ったのですが、お菓子付きのセットを頼みましたが、かなりいい値段しました。いくつかの台湾茶から一つ選び注文すると、店員さんが入れ方をおしえてくれました。残った茶葉は持って帰れますのでそれを考えるとそんなに割高でもないのかもしれません。


台湾茶を頂きました


九フン散策を終えて再びバスで台北市内に戻ります。台北の観光夜市で士林夜市と並び有名な饒河街観光夜市に到着。ここで解散になり、希望者は30分後にバスに戻ると松江南京駅か台北駅まで送ってもらえますが、私たちはここでツアーを離れてゆっくりと夜市散策をすることにしました。


松山慈祐宮

華やかな装飾です


饒河街観光夜市の入り口のゲート
松山慈祐宮という華やかな装飾が施されたお寺のすぐ横が饒河街観光夜市の入り口でここから400mほど直線の道に沿って露店が続いています。雨が降り続いていて、傘をさしての散策になりますが、まずは入り口のすぐ近くにある有名な胡椒餅のお店に寄ります。やはり人気があるお店なので雨でも行列ができていましたが、店員さんが手際よく客をさばいていき5分ほど並んだだけで、食べたい(飲みたい)ものリストD胡椒餅をゲット出来ました。雨の中、となりの店の軒先で美味しく頂きました。外側の皮はパリッとしていて、中には胡椒がよくきいた豚肉とネギのあんがぎっしりと詰まっています。おおきな口を開けてかぶりつくと肉汁が口の中に広がります。ちょっと熱くて火傷しそうになりましたが、ボリュウムもあり美味しかったです。


有名な胡椒餅のお店です

作っているところを見ることができます


ぎっしりあんが詰まっています

何かのホルモンを売っていました。

惣菜屋さん

牛肉麺

ぶらぶらと通りの一番奥まで行き戻ってきました。まだちょっとお腹に余裕があるので麺のお店に入り牛肉麺ともうひとつあっさりした感じの麺を食べた後、MRTの松山駅から台北駅へ戻りホテルに帰着です。