7.13 ブルックス 〜 ダイナソー州立公園   
       〜 ウォータートン・レイクス国立公園 〜 ピンチャークリーク




時差ボケの為か、夜明け前から目が覚めて、もう眠れそうにもないので、カメラを持って外に出てみました。
少しぶらぶら歩いていると公園があり、池の周りに遊歩道が続いている。丁度、日の出が近づいてきた。池の中の小さな岩の上にいたペリカンと日の出の写真を撮ってみました。


モーテルで朝食を取る。アメリカやカナダのモーテルの多くはコンチネンタル・ブレックファーストという無料の朝食がついているんですが、たいていは、パン、シリアル、ジュース、ミルク、紅茶、コーヒーぐらいなんですが、ここのモーテルは温かいスクランブル・エッグ、ベーコン、ポテトが置いてあった。なにか、すごく得した気分です♪
ブルックスの街を離れ、50qほど北東にあるダイナソー州立公園 Dinosaur Provincial Park に向かう。ここもまた、平原の中を走っていると突然、道が渓谷の中に降りて行き、恐竜が出てきそうな別世界へと導かれる。

恐竜の骨の発掘現場

公園の中に入るとダートな周回道路があり、ゆっくりと走ってみる。川に浸食されて地層がむき出しになった風景が続き、所どころに恐竜の骨が発見された場所を保護している建物があり、発掘の様子を覗い知ることができる。







ダイナソー州立公園を出て次の目的地、ウォータートン・レイクス国立公園 Waterton Lakes National Park に向かう。
こんなほとんど何もない平原の中を走っていると、時々現れる高圧線の鉄塔や、風力発電の風車を見かけると、なぜかホッとした気分になる。自然を求めての旅なのにちょっと勝手ですねぇ!


遠くにロッキーの山並みが、、、

単調な平原のドライブから来る眠気と戦いつつ、車を走らす。100km程、ほとんど真直ぐな道を走るのは、ちょっと単調過ぎて辛いです。
そろそろ、単調な運転にもうんざりしてきた頃、遠くにロッキーの山並みが見えてきた。

ウォータートンに入ってきた。

4時間ほどのロング・ドライブで、やっとウォータートン・レイクス国立公園に到着。ビジターセンターで公園の地図をもらい、つたない英語で手頃なハイキングコースを聞いてみた。ビジターセンターのすぐ近くから、Bear's Hump というショート・トレイルがあると勧めてくれた。

    

森の中のちょっときついスイッチハックの道を30分あまり登って行くと急に視界が広がり、湖とヴィレッジが見下ろせる高台に到着。絶景です。このアッパー・ウォータートン・レイクは南北に細長くて、南の方はアメリカの領土になります。

    



高台の岩の上で湖から吹いてくる気持ちのいい風を受けて休んでいると、小さなリスが近寄ってきた。餌を求めているのか、自分から近づいてきてこちらを見つめている。
でも、野生動物に餌を与えるのは、彼らの野生としての餌を取る能力を弱めてしまうので禁止されています。


    

    


グリズリー?

ハイキングを終えた後、ヴィレッジに寄ってしばらく散策。湖のほとりの木陰で読書をしている人がいました。優雅ですねぇ。

明日はこのヴィレッジ内で泊れるのですが、今夜は手頃なホテルに予約が取れず、少し離れた(、と言っても60kmほどありますが、) ピンチャー・クリーク Pincher Creek という街まで行くことになります。
ヴィレッジを出て少し走ると道路のすぐ横の斜面に熊を発見。グリズリーベアーかなぁ?

ロウアー・ウォータートン・レイク


ロウアー・ウォータートン・レイクに少し立ち寄った後、今夜の宿泊地に向けて出発。30分ほど走り6時過ぎにピンチャー・クリークに到着。今日のロングドライブの終了です。


本日の走行距離  432km
延べ走行距離    812km



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