7.14 スワード 〜 ホーマー




スワードの港の漁船


フィッシングに向かうボート

スワードから出航しキーナイ・フィヨルド国立公園 Kenai Fjords National Park を巡るクルーズ・ツアーに参加する。空は今にも降り出しそうな厚い雲に覆われている。そんな中をフィッシングに向かう小さなボートが次々に出港して行く。

         
スワード港の近くにいたラッコ

私たちの船も8:00に出港。船は2フロアーで100人ぐらいは参加しているでしょうか。港を出て、すぐに船が減速した。海面にラッコが一匹、漂いながら何かを食べていた。船は皆が写真を取れるように少し停まってくれた。
その後、船はリザレクション湾 Resurrection Bay から外洋のアラスカ湾 Gulf of Alaska に出て、再びアイアリック湾 Aialik Bay という湾に入り、ホールゲイト氷河 Holgate Glacier を目指す。


ベア氷河

アザラシ


トド

船はアザラシ、トドなどのワイルドライフを見つけるとその都度、減速してくれる。この辺り、天気が良ければ、凄いダイナミックな風景が見れそうなんだけど、曇が低く垂れこめていて、風景は良く見えないです。残念!。


イルカ


ホールゲイト氷河

入江の一番奥にあるホールゲイト氷河に到着。巨大な氷の壁が海にせり出してきている。船は氷河の数十メートル手前で止まり、撮影タイム。時々、氷河の一部が海に崩れ落ち、大きな音と水しぶきをあげると乗客から歓声が上がる。

          
ホールゲイト氷河


ブラックベア



船は氷河でUターンして帰路につく。時々、晴れ間が見えてきたが、山の方にはまだまだ厚い雲がかかっている。帰りはワイルドライフを見ることができた。岸辺を歩くブラックベア。尾びれをぴょんと上げて潜っていく大きなクジラ。断崖の狭いスペースにある海鳥のコロニー。なかなかスマートに飛び立てないひょうきんな顔をしたパフィン。トドのコロニー。船はワイルドライフを見つけると乗客が十分に写真を撮れるようにゆっくりとすすんでくれる。
午後2時頃にスワード港に帰着。厚い雲に覆われ、景色はもう一つでしたが、多くのワイルドライフを見ることができたツアーでした。


くじら


海鳥のコロニー


パフィン

トドのコロニー

小さな湖ではカヤックを楽しむ人も、、、

デナリ山??違いました!

スワードからキーナイ半島 Kenai Peninsula をスターリング・ハイウェイ Sterling Highway でホーマー Homer を目指す。途中、クック入江 Cook Inlet 沿いを走ると入江の北西側には雪を抱いた高い山が見えた。デナリ山?と思って、大分霞んでいたが、取りあえず写真を撮っておきました。後で地図で調べてみると、デナリ山は遥か彼方で、この山はたぶんレイク・クラーク国立公園 Lake Clark NP の中にある山みたいです。
ホーマーの街の少し手前の丘からは、今度はカチェマック湾 Kachemak Bay をはさんで南東の方角にきれいな山脈が見える。この山脈の向う側が、今朝行ったキーナイ・フィヨルド国立公園になる。



カチェマック湾


キーナイ半島の山並み

ホーマーに到着。街からカチェマック湾にホーマー・スピット Homer Spit と呼ばれる長い砂州が伸び、港には多くのフィッシング・ボートが停泊している。ホーマーは釣り師たちのあこがれの地と呼ばれ、特にホーマー沖のハリバットという巨大なカレイの仲間を釣り上げる競技があり、毎年、優勝者には多額の賞金が与えられる。


ハリバットのレプリカ




魚をさばく漁師さん

ハリバットの釣り競技の看板
             
ホーマー・スピットから見たキーナイ半島の山並み

港の側には、釣ってきた魚をさばける所があり、数人の漁師さんが器用に魚をさばいていた。近くにレストランが建ち並んでいるので、新鮮な食材として卸しているみたいです。
お腹も空いて来たので、港の近くの小さなレストランに入り、拙い英語でハリバットのお勧め料理を尋ねると、ウエイトレスさんがメニューの中の一つを勧めてくれました。クリーム・リゾットの上にソテーしたハリバットの切り身とホウレン草がのった料理で、すごく美味しかったです。満足。


ハリバットのお勧め料理

ホーマー・スピットに建ち並ぶ小さなレストラン





本日の走行距離  184mile (294km)
延べ走行距離    349mile (558km)


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