7.13 アンカレジ 〜 スワード



6:30起床。
安モーテルの無料の朝食を食べに食堂へ行ってみる。テーブルもカウンターもみんなうす汚れている。コーヒーカップも自分で洗ってから使用。トースターやパンを入れてる入れ物もきたない。バターやジャムも使い切りのものではなく、大きな瓶に入ったやつ。バナナ2本とコーヒーを自分の部屋に持って帰り朝食にする。


スワード・ハイウェイ


ポッター沼野鳥保護区
          
ポッター沼野鳥保護区

8時前に出発。スワード・ハイウェイで南に向かう。ダウンタウンを離れるとすぐに右側にターナゲン入江 Turnagain Arm が広がってきた。左手に湿原が広がり、ボードウォークが見えた。どうやらここがポッター沼らしい。Uターンして駐車場に車を止め、ボードウォークを歩いてみる。鳥の名前はよく分かりませんが、かもの一種でしょうか?子育ての時期なのか、茶色の羽毛におおわれた雛たちが、せわしなく泳いでいる。


ポッター沼野鳥保護区



ここは、ポッター沼野鳥保護区 Potter Point Stage Game Refuge として多くの渡り鳥の楽園になっている。写真を撮っていると、ボードウォークの下をムースが通り過ぎていった。みんな、水鳥の方に気をとられていたので、おおあわてで写真を撮っていました。









ムース




再び、スワードハイウェイをターナゲン入江に沿って進む。ハイウェイと並んでアラスカ鉄道もスワードに向かっている。線路の側で列車の写真を撮っていると、びっくりするぐらいの大きな警笛を鳴らし、運転手が手を振りながら通り過ぎて行った。
入江の向うには雪があ残る山並みも見えるが、なぜか、海の水は茶色に濁っていてあまり奇麗に見えない。


ベル―ガポイント


ターナゲン入江

アラスカ鉄道

ガードウッドGirdwood で左折し、アリエスカ山Mt.Alyeska というスキーリゾートがあるところに行ってみる。道の突き当たりから、リフトやロープウェイが山の上に続いていたが、誰も上に向かう人もいなく、一人で山の上に向かうのも、ちょっと不安なので、近くで写真を撮り、引き返しました。


アリエスカの高級ホテル

スワード・ハイウェイに戻り、ターナゲン入江の一番奥辺りでポーテージ渓谷Portage Valley への道に入る。しばらく行くとポーテージ湖に辿り着いた。ここからポーテージ氷河を訪れるクルーズが出ている。ちょうどクルーズを終えたボートが着岸し、乗客が降りてきた。みんな寒そう。この近くにも氷河を抱いた山があり、日が陰ると急に肌寒く感じます。



        
 ポーテージ湖

スワードハイウェイに戻り、スワードに向かう。ハイウェイはターナゲン入江を離れ、山の中へと進んでゆく。道は雪を抱いた山並やサーモンが遡上してくる川や湖の側をすり抜けてゆく。道端に咲く花も美しい。







スワードSeward に到着。少し時間がありそうなので、街の一番南に位置するアラスカ・シーライフ・センターAlaska SeaLife Center に行く。アラスカ近海の海洋生物を集めた水族館みたいなところで、水鳥が飛び込んで水中深くまで潜って行くのを見ることがが出来て興味深かったです。

モーテルにチェックインした後、海岸沿いの歩道を散策する。スワードの街はリザレクション湾Resurrection Bay の一番奥に位置しており、この湾の先には、アラスカ湾、そして太平洋へと続いてゆく。夕暮れ時とあって(実際はまだまだ明るいのですが)、漁に出ていた船がボートレースのような勢いで港に帰ってきます。海岸沿いの公園には、キャンピングカーがずらっと並び、バーベキューの良い匂いがただよっている。


リザレクション湾

海岸に沿って並ぶキャンピングカー


漁から急いで帰ってくる船

シーライフ・センターの近くの地ビールのブリュワリーに併設されているレストランに行ってみるが、大勢の人たちが席待ちをしていて、かなり掛かりそう。諦めて、隣のレストランに入ったが、ここはアルコールは、置いてない。スープとサーモンは美味しく頂きましたが、ビールなしはちょっと寂しいです。

本日の走行距離  160mile (256km)
延べ走行距離    165mile (264km)


BACK    HOME    NEXT