7.06 トロント



今日は徒歩でトロントのダウンタウンを散策。
モーテルのあるチャイナ・タウンから、北に少し歩くと重厚なお城のような建物が見えてきた。何の建物か解らないがロータリーになっている中心にドンと居座って自己主張している。後で調べるとスパダイナ・クレセントSpadina Crescent という建物みたいです。


スパダイナ・クレセント



スパダイナ・クレセントの辺りから東へ行くと、いつの間にかトロント大学の敷地に入る。塀も柵も無くて、大学が街の一部になっている。緑がいっぱいで、ダウンタウンの中にいると思えないような静寂が辺りを包む。リスが数匹、その静寂を破るようにせわしなく走って行った。




トロント大学



トロント大学を通り抜け、クィーンズ・パーク Queen's Park の中を通り抜けて行くと大きな威厳のある建物が見えてきた。オンタリオ州議事堂 The Ontario Parliament です。議事堂の正面入り口に立ち振り返るとダウンタウンの高層ビル群へと道が続いている。

           



オンタリオ州議事堂




州議事堂からセント・ローレンス・マーケット St. Lawrence Market に向かう。ダウンタウンの中には、近代的な高層ビルの間に古い趣きのある建物が点在している。







セント・ローレンス・マーケットに行く途中に、高い尖塔を持つ教会を見つけた。セント・ジェームス大聖堂 Cathedral Church of St. James です。中に入って見ると、奇麗なステンド・グラスが目を引く。しばらく椅子に座り、眺めていると、、、つい、ウトウトしてしまった。


セント・ジェームス大聖堂
          



セント・ジェームス大聖堂から5分ほどでセント・ローレンス・マーケットSt. Laurence Market に到着。古い建物の中には、肉や野菜、デリやレストラン、お土産などの店が並んでいる。お昼時とあって、色んなデリの店の前ではランチを買い求める人達で賑っている。私も、そんな中のイタリアンの店でラザニアとサラダを買って、マーケットの中にあるカウンターでランチにしました。


セント・ローレンス・マーケット





セント・ローレンス・マーケットからダウンタウンの高層ビル群の間を抜け、ハーバー・フロントに行き、フェリーでトロント・アイランドToronto Island に向かう。







ハーバー・フロントから15分ほどで、トロント・アイランドの船着き場に到着。Uの字型になった桟橋に絶妙なコントロールで船首をピタリと接岸した。
オンタリオ湖に浮かぶこのトロント・アイランドは、島のほとんどが公園になっていて、トロント市民の憩いの場になっている。




トロント・アイランド


島の中には庭園や噴水広場、バーベキュウ・エリアやピクニック広場、小さな遊園地もある。
あてもなく島の中をぶらぶらと歩く。所々にビーチがあり、日光浴を楽しんだり、木陰で読書や昼寝をしたり、みんな思い思いに休日を過ごしている。



ビーチのひとつに入って行った。
でも、このビーチ何か変???。目の前のビーチに座っているビヤ樽みたいなおじさん二人、よく見ると何も身に着けてない。その前のお兄さん二人も、、、、。エエッ!なんやねん、ここは?
ビーチの片隅に看板が立っていた。どうやらこのビーチでは、衣類の着用は自由になっているみたいです。解放感に浸りたい人は、スッポンポンで日光浴を楽しんでいるみたいです。ひょっとすると、ここでは、写真を撮ってはいけないかもしれないですね。





ビーチを離れて、水路に沿って歩いていると遊覧船がのんびりと行きかっている。遠くにはダウンタウンの建物も見ることができる。

島からはダウンタウンが一望できる。少し靄っていてクリヤーでないのが残念だが、いい眺めです。



トロント・アイランドから再びフェリーでハーバーフロントに戻り、ぶらぶらと写真を撮りながら、夕食を取れる所を探す。
ワールド・フード・センターみたいなところがあって、数ヶ国の料理がテイクアウトできて、外のテーブルで気軽に食べられる。私は、ブラジル料理のカウンターでビーフの煮込み、ライス、ビーンズ、サラダがのったプレートを注文する。ビールと一緒に頂きました。






夕食の後、夕景を撮るためにしばらくうろうろしながら粘って見る。CNタワーがライトアップするのを待つが、なかなか日が暮れないのでライトもつかない。9時前ぐらいになってやっと、うす暗くなってきた。
明日は帰国、そろそろ引き上げます。

           



本日の走行距離  0 q
歩いた距離   へとへとになるくらい
延べ走行距離   1639 q