7.01 トバモリー


8時過ぎにモーテルを出発。車は置いたまま、歩いてトバモリーの港まで行き、フラワーポット島 Flowerpot Island へのツアーの時間を調べてみる。9:25トバモリー発、帰りが12:50フラワーポット島発のチケットを買う。




ダイビングツアーのボート

トバモリーの灯台

ヒューロン湖

ブルース半島は、ヒューロン湖 Lake Huron に突き出してジョージアン湾 Georgian Bay を造り出している。フラワーポット島は、そのブルース半島の先端に位置するファントム・ファイブ国立海洋公園 Fathom Five National Marine Park の中にある19の島々の中の一つで、トバモリーからはいろいろなクルージングツアーが企画されていて、フラワーポット島と他の島を回るツアー、ダイビング・ツアー、ジェットボート、グラスボトム・ボートなどが出港して行く。







ボートは、20分ほどでフラワーポット島に到着、小さな灯台の側を回って行くと、島の名前の由来になっているフラワーポットと呼ばれる奇岩が見えてきた。本当に花瓶のような形をしている。ボートは小さな入江の桟橋に停まり、パーク・レインジャーの説明と注意を受けて、島の散策に出掛ける。15分程歩くとスモール・フラワーポット Small Flowerpot が見えてきた。風と波に浸食されてこんな形になったんでしょう。


スモール・フラワーポット


スモール・フラワーポット

ラージ・フラワーポット

ラージ・フラワーポット


スモール・フラワーポットの先にラージ・フラワーポット Large Flowerpot が見える。こちらのほうが、根元が細くて背も高いので、より危なっかしく見える。海と勘違いするようなマリンブルーの透き通った湖とのバランスが美しい。
トレイルは、来る時にボートから見えた小さなライトハウスに立ち寄り、後は山の中を通り抜けて船着き場に戻る。




ライトハウス

フラワーポット島からの帰り、ボートはトバモリーの入江に沈んでいる沈没船を見せてくれる。沈没船の上でボートがゆっくりと方向転換するのでボートの底が沈没船にこすれそうに見える。


トバモリーの灯台


沈没船


2時頃に一度モーテルまで戻り、車でブルース・ペニンシュラ国立公園 Bruce Peninsula National Park に向かう。地図を頼りに Cyprus Lake というところに行ってみるが、駐車場が満車で入れないとレインジャーに追い返されてしまった。今日はカナダ・デイで祝日の為、込み合っているみたいです。
少し先の Emmett Lake Road を入り、駐車場に車を止め、森の中のトレイルを少し歩く。突然、視界が広がり、青く透き通ったきれいなジョージアン・ベイの湖面が目に入る。
カナダとはイメージが違うような南の島のような湖岸が続く。


         



次は、Cameron Lake に寄ってみる。こちらは静かな湖で、砂浜のビーチで家族ずれが水遊びをしたり、ピクニックエリアでバーベキューをしたりしている。良い匂いがしてくる。お腹も減ってきたし、そろそろ帰ります。




Cameron Lake


今までは6号線の北東側、ジョージアン湾沿いを散策したが、帰りは、6号線の南西側、ヒューロン湖の方を回ってみる。でもこちら側はプライベートの敷地が多くて、湖岸に出る道が見つからない。あきらめて、帰ります。





夕食を済ませて、部屋でくつろいでいると、外からドン、ドンと低い音がしてきた。
「花火や!」
今日はカナダ・デイなのでお祝いの花火が港で打ち上げられているみたいです。慌てて、カメラと三脚を用意して、撮影場所も探してられないので、モーテルの前から、撮影。
でも、数枚撮ったところで、終わってしまいました。規模も小さく、日本の花火大会のような最後のドドドドーン、ババババーン!のフィナーレも無くて、もうひとつ、でした。



本日の走行距離  83 q
延べ走行距離   630 q