モーテルのレストランで朝食を取った後、難儀してナビに目的地を入力し、スタート。HWY-1 を東へ進む。道は広くて走りやすく、山並みが少しづつダイナミックになってくる。途中、休憩に立ち寄ったパーキングにラスト・スパイクLAST SPIKE という記念碑があった。大陸を横断するカナダ太平洋鉄道 Canadian Paciffic Railway の東西から始まった鉄道建設がこの地で最後のスパイクが打たれ、繋がったところだそうです。

道は段々と登りになりゴールデン Golden を過ぎるとカーブも多くなってきた。と、突然前方が停滞。しばらく止まっているとパトカーや救急車が登ってきた。どうやら事故があったらしい。まったく動かないので車から出てうろうろしていると、道のすぐ横の崖の上にマウンテンゴートの家族が現れた。急な斜面を歩くたびに、小石が道端まで落ちてくる。車から出てみんな、そのあぶなっかしい姿と落ちてきた石が自分の方へ飛んでこないか心配顔で見つめている。

１時間以上待たされてやっと動き出す。。。と、すぐ左側の道端に渦巻きのような大きな角を持ったビックホーンシープがこちらを向いて立っていた。車列が動き出していたので止まれなくて、写真は撮れずに残念。
ヨーホー国立公園 Yoho National Park に入りエメラルド湖 Emerald Lake に向かう。

トランス・カナダ・ハイウェイ HWY-1 から脇道に入り、5〜6分走るとエメラルド湖に到着。長い木製の橋を渡ったところにエメラルド・レイク・ロッジ Emerald Lake Lodge のメイン・ロッジがあり、その奥にコテージが見える。山に囲まれた静かな湖は少し乳白色がかったうすい青緑色（エメラルド色lってこんな色なのかな？）の水をたたえている。湖岸沿いの道を少し歩いてみる。人が余り多くないので、静かでのんびりした雰囲気。

エメラルド湖から元来た道を戻り、HWY-1 の少し手前のナチュラル・ブリッジ Natural Bridge に寄る。キッキング・ホース川の激しい流れが岩をくり抜き、自然の橋を造り出している。橋は、実際には真ん中で少し切れていて、飛び越えられそう。その下を激流が流れて行くのは、結構迫力がある。

ハイウェイに戻り、フィールド Field の街を通り、しばらく東へ進むとスパイラル・トンネル Spiral Tunnels の表示がある。急な傾斜を列車が登って行けるように円を描いてトンネルが掘られている。駐車場に車を止めた時に上の方から列車がやってくるのが見えた。展望台から見ていると長い長い列車がゆっくりとトンネルに入って行き、後ろの方が入りきらない内に先頭がトンネルから出てきた。ちょうどうまいタイミングで良かった。列車が来ていなかったら、どこにトンネルがあるかも分からなかったと思います。ラッキー！！

雨がポツポツ、降ってきた。先を急ごう。HWY-1 で再び東に向かい、レイク・ルイーズ Lake Louise を目指す。今夜の宿はレイク・ルイーズのジャンクションの近くのモーテル。７時前に到着、、、と思ったら、時差があってすでに８時前になっていました。

本日の走行距離　 455 �q

延べ走行距離　824 km