My photogenic trip
in
紀伊半島




旅行日    2020.7.4〜7.6
コース    1日目  奈良市の自宅→十津川郷→熊野本宮大社→紀伊勝浦 泊
       2日目  紀伊勝浦→熊野那智大社→橋杭岩→潮岬→恋人岬→志原海岸→三段壁→白浜 泊 
       3日目  京都大学白浜水族館→とれとれ市場南紀白浜→紀州梅干館→奈良市の自宅


【1日目】
奈良市の自宅を9時過ぎに出発。24号線を南下し五條市から168号線に入る。五條から先は山の中に入っていくが、雨が降り出してきた。九州では大雨で被害が出ているようで紀伊半島も雨がきつくなる予報。案の定、立ち寄る予定だった谷瀬の吊り橋の手前ぐらいからかなりきつい雨になる。時々水溜りにハンドルを取られそうになりながら、12時ごろに道の駅十津川郷に到着。

道の駅 十津川郷
十津川村のほぼ中央にあり近くに湯泉地温泉の公衆浴場や旅館も数件あります。道の駅の駐車場の一角にも足湯の施設があります。十津川温泉はここからもう8kmほど南に走ったところになります。


道の駅 十津川郷



足湯のコーナー

道の駅の蕎麦屋さんでランチ

卵とじ蕎麦と卵かけごはん

十津川は茶色い水が激しく流れています

再び、雨の中を25kmほど南下し、熊野本宮大社に到着。参拝の前にすぐ近くにある和歌山県世界遺産センターに立ち寄り少しお勉強。

和歌山県世界遺産センター
世界遺産「紀伊産地の霊場と参詣道」を詳しく説明している施設です。熊野本宮大社、熊野那智大社、高野山、吉野、熊野参詣道のことなどを紹介しています。
熊野本宮大社
熊野本宮大社は熊野三山(本宮・速玉・那智各大社)の一つで全国にある熊野神社の総本宮です。元々は熊野川の中州に社殿が建てられていたが、明治22年の大洪水で大被害を受け、明治24年に現在の場所に移設されました。日本サッカー境界ののシンボルマークである三本足のカラス、八咫烏(やたがらす)のデザインがこの神社であちこちで見られます。これは、神武天皇が宮崎から奈良に都を移し大和朝廷を開いた時に、熊野に到着した神武天皇を八咫烏が奈良まで道案内をしたという話から「導きの神鳥」として信仰されるようになったそうです。


熊野本宮大社の鳥居

狛犬もコロナ対策です

参道の両側に多くののぼりが立てられていました

158段の石段が続きます


この向こうが本殿です。中は写真撮影禁止です

八咫烏ポスト
雨もやっと小降りになり、今日の宿泊地の紀伊勝浦のホテル浦島に向かいます。

ホテル浦島
忘帰洞と呼ばれる太平洋に面した洞窟温泉が有名でこの他にも5つの温泉があり、温泉巡りを楽しめます。山上館、日昇館、なぎさ館、本館の4つの建物からなり、私たちが泊まった山上館へは長い長いエスカレーターを3回ほど乗り継いで上がっていきます。


山上館への長いエスカレーター






夕食は山上館のつやぶきで
会席料理を頂きました。


他にもいろんな料理が出てきましたが
写真を撮るのを忘れてました。
【2日目】
今朝は雲は多いものの雨は降らずに持ちこたえています。山上館の部屋からは太平洋が見渡せます。晴れなら絶景なのですが、ちょっと残念です。


日の出が見れたらよかったのですが、、、


朝食も豪華でした
ホテル浦島をチェックアウトした後は、熊野那智大社に向かいます。ホテル浦島の駐車場からは10kmほどで到着。

熊野那智大社
熊野本宮大社、熊野速玉神社と合わせ熊野三山と呼ばれ、那智の滝を含めて、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部となります。拝殿のすぐ隣に那智山青岸渡寺というお寺があり、こちらは西国三十三箇所の第一番札所となるそうです。

熊野那智大社の拝殿

護摩木を火に入れてお参り


那智山青岸渡寺

青岸渡寺の三重の塔と那智の滝

那智の滝



熊野古道
那智山を離れ白浜を目指します。出来るだけ海岸沿いの道を走り、きれいな風景を楽しみたかったのですが、どんよりした曇り空で景色はあまり冴えません。

橋杭岩
紀伊勝浦から潮岬に向かう途中、潮岬の少し手前に長さ900mほどに大きな岩がまるで橋の杭のように並んでいます。昔、地下から上昇したマグマが泥岩層に入り込み冷えて、その後、柔らかい泥岩層が波で浸食されてこのような景観を生み出したそうです。


橋杭岩

潮岬
本州最南端に位置します。ここから太平洋を渡り南へ5000kmほど行くとオーストラリアにたどり着きます。
潮岬観光タワーのレストランでランチにしました。


本州最南端のモニュメント

潮岬


オーストラリアまで5000km

潮岬観光タワー

近大マグロ丼と冷やしにゅう麺のデット


近大マグロ丼。トッピングをして美味しそうです。



真鯛の丼と冷たい梅うどんのセットです

真鯛の丼
恋人岬
沖の小島との間の砂州に右側からくる波と左側からくる波が出会うところから、こう呼ばれるようになったそうです。

志原海岸
左手のほうにクマの頭に似たベアロックがあります。晴れているといい海水浴場だと思いますが、今日はだれも泳いでません。

恋人岬



志原海岸
三段壁
白浜の中心地からすぐのところにある南北2kmほど、50〜60mほどの断崖絶壁です。三段壁洞窟という昔の熊野水軍が船を隠した洞窟があり、打ち寄せて砕け散る波を見ることができるそうです。私たちが行ったときはちょうど閉店時間で入場できませんでした。

南紀白浜オリーブ&ジェラート工房
写真はありませんが、三段壁の駐車場から山手の方へ150mほどいったところに小さなジェラートのお店があります。地元産の素材を使った手作りジェラートと除草剤を使わずに作ったオリーブオイルを販売しています。ジェラートを食べて、お土産にレモン入りオリーブオイルを買って帰りました。

三段壁





今夜のお宿は、白浜古賀の井リゾート&スパです。夕食は鉄板焼きのコースをいただきました。


部屋からの眺めです



夕食は鉄板焼きです

魚とトマト、アスパラ

鱧のお吸い物


黒毛和牛ロース






鯛の南高梅冷やし茶漬け

ホテルの中庭のネオンです
【3日目】
今日は朝から雨です。予報も一日きつい雨になりそうです。雨の影響のない水族館へ行った後、お土産を買って帰ることにします。

京都大学白浜水族館
白浜周辺の海に生息する500種ほどの生物の展示をしています。ちょうど、出来立ての火山島、西之島の探検展が行われていて興味深かったです。






とれとれ市場南紀白浜
海産物の市場をはじめ、海鮮バーベキューやお寿司屋さん、釣り堀やイカダ釣り、宿泊施設まであります。私たちもここで、自宅用に干物、岩ノリ、押し寿司、練り物を買った後、フードコートでお寿司をいただきました。



ハマグリとイカの姿焼き



フードコートのお寿司
この後、南部の紀州梅干館で南高梅をかってかえりました。
今回の旅は、新型コロナウイルス拡散の第一波がかなり収まり、非常事態も解除されたタイミングで出かけましたが、九州北部を中心とした集中豪雨の影響で紀伊半島もかなりの雨量を計測したみたいです。そんな天候なので海岸沿いの景色はあまりよくなかったですが、代わりに美味しいものをたくさんいただきました。





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